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主要特徴

熱電対は二つ種類のお互いに違う金属の 一端を熔接して閉面路を作って,両端接点間に温度を与えればその温度と一定の関係がある.熱起電力が発生するようになって,この時 一端に温度計を利用して,
測定する方式が熱電温度計であり,この原理を利用した 2種類の金属線を組み合わせて熱電対と言う. 

熱電対の特徴
* 回答が早くて時間の遲延(Time Lag)による誤差が比較的に少ない
* 熱起電力を利用して温度を検出するので指示,調節,増幅,制御,変換などの情報処理が容易である
* 適切な熱電対を選定すれば 0℃~2,500℃温度範囲の測定が可能.
* 特定の点も狭い場所などの温度測定が可能

熱電対の種類.

* B-TYPE : 白金. Rhodium 30% - 白金 .Rhodium 6%
* R-TYPE : 白金.Rhodium 13% - 白金
* S-TYPE : 白金.Rhodium 10% - 白金
* K-TYPE : Chromel - Alumel
* E-TYPE : Chromel - Constantan
* J-TYPE : Iron/Constantan
* T-TYPE : Copper/Constantan
* RTD-TYPE : 白金 /銅/Nickel

使用の時,注意事項

* 温度を正確に測定するために使用場所,用途によって決めた熱電対を設定しなければならない.
.
* 耐熱,耐蝕,耐震性を考慮した保護管を選定して,構造及び張り付ける方法と張り付ける位置などを
  適切に考慮しなければならない.
* 正確な制御と指示値を得るためには保護管の破損や不適切に張り付けるなどの要因を
  とり除かなければならない

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